レトルト食品はなぜ常温で長期保存ができるの?レトルト食品について紹介!

豆知識

レトルト食品は賞味期限が長くてストックしている方も多いのではないでしょうか。今回はレトルト食品について紹介します。

レトルト食品とは

レトルト食品とは、パウチ(袋)や容器に詰め、レトルト(高圧釜)により120℃・4分以上と同等のもしくはそれ以上の高温・高圧で殺菌された食品のことを言います。

レトルト(Retort)とは、もともと高圧釜という意味です。

レトルト殺菌に使用される袋をレトルトパウチ、殺菌された食品をレトルト食品(Retortable Pouched Foods)と呼んでいます。

レトルト食品の種類

レトルト食品といっても包装形態から、それぞれのグループに分けることができます。

パウチ詰食品

包装形態は、四方がシールされたパウチ状で、平袋と自立型のスタンディングパウチがあります。

これらパウチ詰食品は、製品の種類や生産量も多く、レトルト食品の主流を占めています。

パウチ詰め食品の中でも製品の種類があり、主な製品名は下記の通りです。

調理済み食品 カレー類(ビーフ、チキン、ポ-ク)、シチュー(クリーム、コーン、トマト)、ハヤシ、スープ(コーン、ポタージュ、チキン、野菜)、パスタソース(ミートソース、クリームソース、ペペロンチーノ)、料理用ソース(ドミグラスソース、ホワイトソース、中華あわせ調味料)かまめしの素、八宝菜、マーボー豆腐、丼類の素、おでん
食肉加工品 ハンバーグ、ミートボール、ヤキトリ、鶏肉油漬、コンビーフ、ソーセージ、酢豚
水産加工品 ツナの油漬け、エビクリーム煮、ウナギのかば焼き、さんまのかば焼き、サバみそ煮
米飯類食品 赤飯、五目めし、牛めし、チキンライス、とり釜めし、白飯、おかゆ、雑炊
その他食品 ぜんざい、ベビーフード、介護食

(引用:公益社団法人 日本缶詰びん詰めレトルト食品協会

成形容器詰食品

成形容器詰食品は、食品をトレーやカップ状の成形容器に詰め、ふたをシールしたのち、レトルト殺菌したものです。

固形物が主体の食品や液状の食品などが含まれます。

製品の種類としては次のものがあげられます。

調理済み食品 シチュー、カレー、ハヤシ、おでん、スープ類
食肉加工品 ハンバーグ、ハム、ソーセージ
水産加工品 イワシやサバなどの魚類の水煮・みそ煮、貝類水煮・味付
米飯類食品 白飯、おかゆ、赤飯、ピラフ、チャーハン
その他食品 ベビーフード

(引用:公益社団法人 日本缶詰びん詰めレトルト食品協会

なぜ常温で長期保存できるの?

レトルト食品の最大の特徴といってもいいのが、「常温で長期保存が可能」なことです。

レトルト食品は、気密性のある袋や容器に食品を詰め、密封してから加圧加熱殺菌を行って作られます。

このようにレトルト食品は外的要因を遮断できる「袋(容器)」と、耐熱性のある細菌を殺す「殺菌」によって、微生物による腐敗や、光による変質がない為、常温で長期保存をすることができます。

さらに、酸素による品質の劣化も少ないため、長期間保存が可能となっています。

 

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保存料が入っている?

長期保存ができる理由に保存料を使っているからと思われがちですが、レトルト食品は食品衛生法で保存料が使用できないと定められています。

そのため、保存料は使用されていません。

 

 

いかがでしたか?レトルト食品について紹介しました。光商ではカレーやパスタソースなど様々なレトルト食品を製造しています。ぜひチェックしてみてください。

 

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